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大根おろし隊BBS(仮)
アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:22:47
書こう書こうと思っていたけど、ずいぶん遅くなってしまった。
適当なのはいつものことだ。
ころしあむ?はて、なんのことかな
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:27:30
前回からのあらすじ
ついにハイド君の正体が明らかに!
そしてラルクルドを変異させた張本人、ルドヴェレにフェリアがさらわれてしまう。
ルドヴェレに詰め寄ろうとするも、ガードナーはルドヴェレによって謎の空間に閉じ込められてしまう。レン先生?あれ?そんな人いたかな?
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:33:02
ルドヴェレによって飛ばされたそこは、八方を幕で覆われた劇場のような場所だった。
ルドヴェレの言葉に従って、第一の舞台の幕が上がる。
*今回特にメモがぞんざいなため、勘で書いてます。
舞台には、仲間たちに囲まれたフェリアの姿があった。
そこに、赤い竜と黒い騎士が現れ、フェリアは仲間とはぐれてしまい一人森の中でさまよっていた。
赤い実のなる木の下で、フェリアはレンと再会する。しかし、レンはフェリアの腹を裂こうと襲い掛かってきた。
そうして、「腹割り人形」との戦闘が始まった。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:37:51
戦闘が終わると、「腹割り人形」は木に食べられて死んでしまった。
そして舞台は進む。
次にフェリアの前に現れたのはフガクとエレナだった。
フガクはフェリアがいるから、故郷に帰れないといい、エレナはフェリアはただの研究対象だとフェリアの精神を苛む。
「愛郷の武僧」と「監察者」の二人を倒すと、今度現れたのはハイドの影だった。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:45:13
そのころ、フェリアは悪夢の真っただ中にいた。
暗く冷たい石牢に鎖でつながれ、周囲には己を殺さんとする赤い耳飾りをつけた集団。そして、耳に聞こえるのは、冷たい家族の声だった。
自分が一度殺した弟、それはフェリアの罪の意識の象徴でもあった。
逃げたくとも、鎖でつながれた体は動かない。
そんな中、人の列が割れると、現れたのはテルノーだった。
その手には剣が握られ、その冷たい目はまっすぐフェリアに向けられていた。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 12:50:14
ハイドの戦いを終えると、ルドヴェレがガードナーに問う。
「フェリアに会いたいか?」と。
幕が上がって現れたのは、自分たちに敵意を向けるフェリアと、離れたところで拘束されたフェリアに近づくテルノーだった。
フェリアの影―――御霊喰との戦いは苛烈を極めたが、ドラゴンオーラをまとったテルノーの一撃でもう一人のテルノーがフェリアにとどめをさす前に終わりを告げた。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 13:01:00
戦闘が終わると、舞台の照明が消え、辺りが暗闇に包まれた。
ふいに何者かがテルノーを押し倒し、目の前に銃を構えたヨランダが現れると、その姿が溶け堕ち、フェリアの姿に変わった。
震える指で銃口を向けるフェリアにルドヴェレは囁く。
「彼は君を殺しに来たのです。さっきは偽物に騙されたみたいですけど、今君が彼を殺さなかったら、きっと彼は君を殺すでしょう」
フェリアの中で恐怖とテルノーに対する愛情がせめぎあう。
そんな時、フェリアの中で仲間たちの声が聞こえた気がした。
そしてテルノーの言葉で、フェリアの心は決まった。
フェリアは、その銃を背後のルドヴェレに向けると、迷いなく引き金を引く。
ルドヴェレは意外そうに目を見開くと、消えてしまった。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 13:04:10
そして、気が付くと元の劇場にいた。
全員劇場の中央に倒れており、宙に浮いたルドヴェレと、舞台に閉じ込められたフェリアがこちらを見ている。
ルドヴェレはややめんどくさそうに指を鳴らすと、謎の泥が流れ込んでくる。
触れるとよくない。そんな気はしたが、いかんせんどこにも逃げ場はなかった。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 13:10:51
そんな時、空間を割って何者かが侵入してきた。
それは、スパルタクス号で出会った少女、ホオズキであった。
ホオズキはガードナーを脱出させるため、魔法陣を展開させるが、フェリアがまだ残っている。
そのことを言うと、ホオズキはヤマトから貰った巻物を要求する。言われたとおり、巻物を渡すと、不思議な術を用いてホオズキは泥を退け、フェリアのことを任せるように言う。
どんどん上昇していくガードナーだが、最後にフェリアの方を向くと、必ず助けることを約束する。
その言葉が果たしてフェリアに届いたかどうかはわからない。だが、確かにフェリアは頷いたように感じた。
その瞳に迷いや怖れはなかった。
Re: アリアンロッド2e ラヴァーズ6「百鬼夜行の前夜祭」 - noka
2017/02/23 (Thu) 13:16:00
地上に戻ると、エドワードとシャムという少年が一行を出迎えた。
話によると、黒い繭に閉じ込められてからすでに10日が経過していたようだ。
辺りを見回すと、住み慣れたアルシーア島が、見慣れない、あるいは懐かしい風景へと変貌していた。
荒野のど真ん中に小高い丘があり、巨大な黒繭が鎮座していた。それを様々な軍勢が囲んでいる。そこにはマジェラニカから来たユナナの姿もあった。
まさに、16年前の決着を今こそ迎える時がきたのだ。